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小惑星探査機『はやぶさ』
日本じゅうを感動の渦に包んだ、小惑星探査機『はやぶさ』。月軌道よりも外側にある天体『イトカワ』に到達し、かつ地球に帰還するという前人未踏の難行を成し遂げた、誇るべき技術と努力の結晶です(^^)

その『はやぶさ』が持ち帰ったカプセルの実物が、防府市にある『防府市青少年科学館ソラール』にやってきました。山口県では初公開ということもあり、こ、こ、これは、ゼヒとも見に行かねばっ!

ソラール
ソラールの玄関。多くの人が長蛇の列をつくり、入館を待っているところです。

ということで、ワタクシひとり取り乱しつつ、片や落ち着き払いつつも興味津々という表情の息子と一緒にやって参りました『ソラール』。当日は展示の最終日となる今月10日。遅くなると見学者が多いだろうと思って開館早々の10時前に到着したのですが、すでに駐車場はいっぱい。坂道のてっぺんに建っているソラールまで少々歩かねばならない、臨時の駐車場に案内されましたが、ここもあらかた車で埋まろうとしていました。さすが『はやぶさ』人気は、未だ衰えず…(^^;)

いつもは入館料は出入り口の自動券売機で支払うのですが、今回は多くの見学者のため、屋外のテントで券が売られていました。そこで二人分の入館料を支払って列に並び、入館待ちです。すでに多くの見学者が入館しているので少しの待ち時間となりましたが、その間にも職員の方が質問に答えてくれたりと、意外と退屈しませんでした(^^)

当然というかアタリマエというか、先端技術の粋を集めたカプセルの撮影が許されるはずもなく、今回はカメラなしの身軽な扮装での見学となりました。ソラールの奥まった一室に置かれたカプセルやその装備品は、ものものしい展示ケースに厳重に入れられ、さらにものものしい表情の警備員が二人も警戒にあたっているという、これまたものものしいもの(説明に『もの』多すぎ☆)でした(^^;)

展示物そのものは、大きさのあるパラシュート以外は直径40cmほどのカプセル内に収まっていたものばかりなので、一瞥しただけではそんなものすごい物だとは思わないほどの大きさ。しかし圧巻だったのは、カプセルとその内容物を大気圏突入時の衝撃波と熱から守るのと、カプセルからパラシュートを引っ張り出す役割を兼ねる『背面ヒートシールド』。前面に比べればはるかに低温であるはずの背面ヒートシールドでさえ、表面に貼られていた耐熱テープの大半が焼き切れ、金属の地肌がむき出しになっていました。宇宙から大気の厚い壁を通り抜けて帰ってくることの困難さが、生々しいまでの傷跡となって残っていました。

背面でさえコレなのですから『前面ヒートシールド』はもっとすごいんだろうなと思ったのですが、その実物は『解析中』だとかで、本物ではなくレプリカ品が展示されていました。ワタクシの勝手な憶測ですが、本物はその形状そのものが軍事機密並みのマル秘ちゅうのマル秘なんじゃないかと。なぜなら、このテの形状技術や素材技術は軍事応用が可能であり、大陸間弾道ミサイルなどの先端部分にもその技術が使える・・・いやいやいや、そういう物騒な話を恣意的にするのはやめときましょう(^^;)

それはそれで置いといて、ほかにもカプセルの頭脳であるコンピュータ部分『インスツルメントモジュール』も実物でした。見た目はゲーム機やパソコンなどを分解するとよく見られるような(ホントに分解しちゃダメですよ!)、半導体がいくつか載った小さな基盤です。こんな小さな物で『はやぶさ』本体から切り離された後、パラシュートを展開してカプセルを着地させ、さらにビーコンを発して着地位置を知らせる機能までコントロールしていたのかと思うと、ちょっと感動です。やっぱりスゴい技術(^^)

設計寿命をはるかに超える7年もの間稼働し続けた『はやぶさ』の機体を、たび重なる故障をも驚異的な努力と発想で乗り切り地球に帰還させた、JAXAなど多くの人々の働きに感動しつつ、大いなる宇宙に目を向けるいい機会でした。まだまだこの太陽系内でさえ人類にとっては未知と言い切ってもはばからない空間です。でも技術の進歩は、確実にそこに迫っています。子供たちの時代には、宇宙がいろいろな意味でもっと身近になっているといい、そう思います。
| お出かけ | 10:13 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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